2014/03/04

OECDとは?

こんにちは、OECD Student Ambassador UTokyoです。

本日の投稿ではOECDという組織についての説明をさせて頂きたいと思います。OECDについてお伝えしたいことは沢山ありますが、今回はOECDの組織概要を簡潔に説明したいと思います。

OECDとは Organisation for Economic Co-operation and Development の略で、日本語での正式名称は 経済協力開発機構 です。OECDは「世界中の人々の経済や社会福祉の向上に向けた政策を推進するために活動を行っている国際機関」です。本部はフランスのパリに置かれています。
OECD本部
第二次世界大戦後、アメリカのマーシャル国務長官が「マーシャルプラン」を発表しました。これは、戦後経済的に混乱状態にあった欧州諸国を救済するための提案でした。これを機に、1948年にOECDの前身にあたるOEEC (欧州経済協力機構)が欧州16か国によって発足しました。1961年に、OEECにアメリカとカナダが加わりOECDが発足しました。日本は1964年に加盟しているため、今年2014年が加盟50周年に当たるわけです。
現在では加盟国は34か国にまで増えました。(詳しくは: http://www.oecd.org/tokyo/about/members.htm
 (国旗画像の出所:http://www.meti.go.jp/policy/trade_policy/oecd/)

 OECDの三大目的 (OECD条約第1条)は、①経済成長②貿易自由化③途上国支援 に貢献することです。「世界最大のシンクタンク」と呼ばれ、経済・社会分野において多岐にわたる活動を行っています。扱っているトピックスは多様であり、環境、雇用、教育、イノベーション、貿易などがあげられます。
OECDは各国政府が共通の問題について解決策を追求し、経験を共有するために協働することができる対話の場を提供し、また一般の人々の暮らしに直接影響する問題についても目を向けることで、人々の暮らしをより良くするために政策が策定されるよう提言しています。


今回の投稿ではOECDの概要について説明を致しましたが理解して頂けたでしょうか?各組織の紹介や役割は、またの機会に詳しく説明致します。ひとまずは、OECDという国際機関の概要を掴んで頂けたらと思います。自らOECDについてもっと詳しく調べたい!という方は、是非OECDの公式サイト http://www.oecd.org/ を訪問してみてください。
- OECD Student Ambassador UTokyo

その他お役立ちリンク
経済産業省 OECDとは?


Twitter: @oecdsaut

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